この言葉はピアノ学習の為にあるとさえ思える程、ピアノは継続する事こそが上達へ繋がります。
逆に継続出来なかった場合は、力がつきません。
技術が身につかないという事です。
「弾けない」のです。
ですからご両親や指導者など周りの大人は、「この子がピアノが弾けるようになって欲しい」と思ったら、少しで継続出来る対応をしなければなりません。
どうしたら継続出来るかと言うと、ネガティブな言葉を一切言わない事です。
親御さんは、毎週レッスンへ送迎し、高額なお月謝を支払い、先生に「練習させてくか」と言われても我が子は全然練習しない…お察しします。
私も三姉妹を育てたので全く同じ状況でした。
「なんでピアノなんかやらなきゃいけないんだよ!」と言われた事もあります。
しかし私は負けませんでした。
決して怒らず、口を貝の様に閉じて耐えました。
結果、高校入学まで続き、吹奏楽部のソロコンの伴奏も引き受けて活躍できました。
ちなみに音大へは進学して欲しくなかったので、「勉強しなさい」という言葉も一度も言わなかったので、全員国公立大学へ進学できました。
今でもアパートに電子ピアノを置いていて、帰省時には家のグランドピアノを楽しそうに弾いています。
毎日こつこつと練習しましょうとは言いません。必ずしも長期継続に繋がらないからです。
しかし、1年でも1日でも長く習い続けて欲しい。
結果的に「弾ける」人とは長期間継続出来た人だと信じています。